今年も夏休みの<本を読むクラス(多読教室)>を水戸市国際交流協会との共催で開催しました。7月末から8月末まで、お盆休みはお休みして、計4回のクラスを開きました。
今年は、残念ながら参加者は少なめでした。少ない日は3人。多い日も5人でした。去年はもっとたくさん参加してくれたのに!
ようやくコロナの呪縛から解放されて初めての夏でしたから、みんな遊びにいってしまったかな~。
それでも、多読が気に入ってくれた人もいて、毎回参加した人もいました。
一方で、1回来て、その後は来なくなってしまう人も多いので、どうやって、多読の魅力を理解してもらうかが、いつも課題です。
そして、今年は所蔵の本が増えました!
『レベル別日本語多読ライブラリーにほんごよむよむ文庫 スタート(超入門)』アスク出版
『初級日本語よみもの げんき多読ブックス』Vol.1,2 The Japan Times
わたしたちの教室には、ひらがながどうにか読めるようになってきた、日本語入門レベルの人も多いです。
ですから、これらのような本が増えるのは、とてもうれしいです。
入門レベルの人にも、たくさん読んで、楽しみながら、ことばを増やしてほしいなと思っています。
地域の日本語教室に参加している人にこそ、一人でも楽しく日本語に触れることができる多読が広がってほしいなといつも考えているのですが。
もうひとつの課題は、本を並べるスペースが少ないこと。
これは、どうにもならないといえばそうなのですが…。開催している施設自体は、とってもきれいで落ち着いて本が読めるすてきな場所なのですが。
そして、本を並べるときには、シリーズものをまとめて配置したり、「物語」、「日本紹介の読み物」などカテゴリー別にしてみたりと、本を探しやすいようにしています。
本はいつでもこの施設(国際交流センターに併設されているライブラリー)に置いてあり、だれでも読むことができます。
また、オンラインで読める無料の本も紹介しています。
オルビスの多読教室は夏休みしかありませんから、みなさんにはいつでも日本語の本に親しんでもらいたいなと思っています。
<日本語多読の部屋>日本語多読サイトのリンク
<日本語多読サイトのリンクちらし>
夏休み以外でも機会があれば、<本を読むクラス(多読教室)>を開催できたらいいなと思います。
日本語多読が地域日本語教育にもっと広がりますように!
(山)
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