今日は、この夏最後の<本を読むクラス(多読教室)>でした。
この夏4回開催して、のべ25名の方が参加してくれました。皆勤賞の人もいました!去年まで1回に1,2名の参加だったことを考えると、感無量です。( ;∀;)
今年は入門レベル、初級前半の人の参加が多かったのですが、そのようなレベルでも読める本がたくさんあるのは本当に助かります。
<にほんごたどく:学習者向けレベル別読みもの>
これらの本は、水戸市国際交流協会にお願いして施設のライブラリーに置いていただきました。オルビスの多読教室はしばらくありませんが、本はいつでも水戸市国際交流センターのライブラリーにありますから、好きなときに読むことができます。
ぜひ、身近にいる外国人の方に紹介してください。
ひらがながだいたい読めれば、入門レベルから読むことが可能です。
オルビスの多読教室の進め方は、初めの1時間強、各自読書をして、最後の15分~20分はグループでブックトークします。初めての人には、最初に日本語多読のルールと、どんな本があるかを紹介します。入門レベルの人は、初めに支援者と一緒に読むことが多いです。
本を読んだら、各自の「読んだ本リスト」に評価と共に記入します。どれだけ読んだか目で見て確認できるため、達成感にもつながります。ブックトークはレベルが同じぐらいの人同士で、または共通語がある人同士になってもらうこともあります。ブックトークのときには、どのグループにも支援者がサポートに入ります。
<日本語多読のルール>
それでも、まだまだ多読の支援方法は模索中。毎回、ふりかえりでいろいろな反省点が出てきます。改善しながら、少しずつよいサポートができるようになればいいなと思います。
生活者としての外国人のみなさんには、自律的に日本語を学習
する機会が少しでも多くあったほうがいいでしょう。いろいろな方法があると思いますが、1つの方法として多読が有効なのではと思います。多くの人に日本語で本を読む楽しさを味わってもらえたらと思っています。
インターネット上にも、外国人のための日本語の本がたくさんあります。本だけでなく、動画も音声配信もありますから、多観、多聴もいいですね。自分の好きなものを探してほしいです。
それらのリンク集(配布用)を作りましたので、どうぞ、ご自由にダウンロードしてお使いください。↓
掲載してる多読リンクはこちらです。
日本語多読が地域日本語教育にもっともっと広まって、自律的に、楽しみながら日本語学習する人が増えますように!
(山)
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