8月は日本語教室はお休みです。その代わり、オルビスでは<本を読むクラス>という日本語多読教室を開催しています。
この多読教室は、水戸市国際交流協会との共催事業です。
水戸市国際交流センターのライブラリーには、日本語が母語ではない人のための日本語の本がたくさんあります。
<にほんごたどく:レベル別読みもの>
レベル別になっているので、まだひらがながあまり分からない人から、もう日本語に慣れている人まで、どんな人でも読むことができます。
今年も8月2日、9日と2回開催しました。
参加してくれたみなさんは、自分で好きな本を選んで黙々と読書をしていました。
読んだ本は、各自の<読んだ本リスト>に記入します。今日は何冊読んだかな、これまでに何冊読んだかなというのが、ひと目で分かり、達成感を持つことができます。
最後の20分ぐらいは、ブックトークです。小さなグループに分かれて、今日読んだ本の中で一番おもしろかった本をお互いに紹介します。グループの中の共通語が日本語以外なら、日本語で話さなくてもOKです。
みんな、楽しそうに本を紹介していました。
多読は勉強ではありません。
100%理解できなくても、楽しく読めること、自分のペースで読めることがとても大切です。
楽しく読みながら、いつの間にかことばを覚え、これまでよりももっと日本語が読めるようになっていきます。
日本語の多読が、地域日本語教育の現場にももっともっと広まってほしいです。
インターネット上にも、無料で読める本がたくさんあります。
<にほんごたどく:無料の読みもの>
<多読の部屋(やさしい日本語コミュニケーションいばらき)>
ぜひ、みなさんの教室でも始めてみませんか!
ここから、配布用の日本語多読リストをダウンロードできます。
<多読の部屋>のリンクがQRコードになっています。
よかったら、知り合いの外国人の方に配布してください。
オルビスの<本を読むクラス>は、16日はお休みをして、23日、30日も開催します。
水戸市の近くに住んでいる外国の方がいたら、ぜひ紹介してください!
お待ちしています!
(山)
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