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2022年8月11日 <本を読むクラス(多読教室)>報告

8月は日本語教室はお休みです。その代わり、オルビスでは<本を読むクラス>という日本語多読教室を開催しています。

この多読教室は、水戸市国際交流協会との共催事業です。


水戸市国際交流センターのライブラリーには、日本語が母語ではない人のための日本語の本がたくさんあります。


<にほんごたどく:レベル別読みもの>


レベル別になっているので、まだひらがながあまり分からない人から、もう日本語に慣れている人まで、どんな人でも読むことができます。


今年も8月2日、9日と2回開催しました。

参加してくれたみなさんは、自分で好きな本を選んで黙々と読書をしていました。

読んだ本は、各自の<読んだ本リスト>に記入します。今日は何冊読んだかな、これまでに何冊読んだかなというのが、ひと目で分かり、達成感を持つことができます。



最後の20分ぐらいは、ブックトークです。小さなグループに分かれて、今日読んだ本の中で一番おもしろかった本をお互いに紹介します。グループの中の共通語が日本語以外なら、日本語で話さなくてもOKです。

みんな、楽しそうに本を紹介していました。




多読は勉強ではありません。

100%理解できなくても、楽しく読めること、自分のペースで読めることがとても大切です。

楽しく読みながら、いつの間にかことばを覚え、これまでよりももっと日本語が読めるようになっていきます。

日本語の多読が、地域日本語教育の現場にももっともっと広まってほしいです。

インターネット上にも、無料で読める本がたくさんあります。


<にほんごたどく:無料の読みもの>


<多読の部屋(やさしい日本語コミュニケーションいばらき)>


ぜひ、みなさんの教室でも始めてみませんか!


ここから、配布用の日本語多読リストをダウンロードできます。

<多読の部屋>のリンクがQRコードになっています。

よかったら、知り合いの外国人の方に配布してください。


オルビスの<本を読むクラス>は、16日はお休みをして、23日、30日も開催します。

水戸市の近くに住んでいる外国の方がいたら、ぜひ紹介してください!

お待ちしています!


(山)


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