日本ではワクチン接種が済んだ人も多くなってきました。2021年9月13日の発表では、ワクチンを1回以上接種した人は全人口の63%になったということです。日本に住んでいる外国人の接種率も同じぐらいなのかどうかは分かりませんが、もっと少ないのではないでしょうか。
今現在、日本に滞在している全ての外国人は、ワクチン接種することができます。在留資格の有無は関係ありません。ウィルスにとっては在留資格など関係ないですしね。
自治体の中には、少しずつ外国人のワクチン接種を進めるためのアクションを取り始めたところもあるようです。茨城県でも、常総市のニュースがありました。外国人対象の集団接種が始まったそうです。常総市は人口に対する外国人人口比率が、県内トップの自治体です。日系の方が多く住んでいることでも知られています。接種会場には通訳の人が配置されていて、安心したという外国人の方のコメントが掲載されています。
<NHKニュース:常総市>
他には、大阪で外国人の就労支援を行う会社が留学生の職域接種を実施したということです。600人もの留学生が参加したそうです。
記事には、外国人の接種が進まない原因の1つは、「言葉の壁」だとあります。
大阪市では、市内の集団接種会場に18言語の医療通訳を用意しているそうです。
<NHKニュース:大阪>
7月末の時点で、外国人に対する集団接種を始めた神奈川県海老名市の例もあります。外国人の集団接種をモスクで実施するというユニークな取り組みです。
<NHKニュース:海老名市>
その他、外国人のコロナ関連記事が以下にまとめてあります。
<メディアニュース:NPOタブマネ(多文化共生マネージャー全国協議会)>
日本に住んでいる外国人の方々も、希望者には速やかに接種が進むよう、自治体の取り組みにも期待したいです。
こちらのページに、外国人のためのコロナやワクチン接種についての情報を掲載しています。まわりに情報が必要な方がいましたら、役立ててください。
<外国人のためのコロナ、ワクチンについての情報>
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