こんにちは。
今回は、「やさしい日本語」についての記事を紹介します。
「やさしい日本語」についての研究をしている先生へのインタビュー記事です。
「やさしい日本語」ってなに? 言語学者・庵功雄さんに聞くコミュニケーションの本質/こここスタディ Vol.16
庵先生は、行政文書や医療など専門分野の情報を、一般の人にも分かりやすくしたものを" "Plain Japanese"、それを日本語が母語ではない人や障がいを持った人にも分かりやすいようにしたものを"Easy Japanese"と呼んでいます。
アメリカなどでも行政文書は"Plain English"で書かれているというのを聞いたことがあります。
行政文書は本当に読みにくいものが多いですね。それも、情報に抜けや漏れがないようにするために必要なことではあるのでしょうけど。
日本でも、やさしい日本語で情報発信をしている自治体も増えてきましたね。茨城県でも、つくば市、ひたちなか市などは市のウェブサイトもやさしい日本語を対応しています。
また、やさしい日本語での情報伝達は情報を100%伝えることができず不十分であるということもよく言われますが、庵先生は、コミュニケーションとは元々伝え手の意図通りに完全に理解されることはないのだと説明しています。やさしい日本語でも、そうでなくても、完全に意図を伝えることはできない、と。だから、やりとりを通してコミュニケーションを続けることが重要だと述べています。(←わたしの解釈ですが。)
今後の日本は、もっともっと外国人に来てもらい、働いて、住んで、税金を払って、消費して、一緒に日本経済を支えてもらわなければなりません。
そのために、だれもが暮らしやすい社会にしていく必要があります。それは、わたしたち日本人にとっても、暮らしやすい社会であることは間違いないと思います。
(山)
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